COLOMBIA

Top Image

Cafe Colombiana コロンビアのコーヒー

 多くの日本人には、コロンビアと聞いて真っ先に思いつくものが”コーヒー”ではないだろうか。最近は、日本でもドトールやスタバなどでも生豆や産地ごとの豆が買えたり、産地ごとのコーヒーを楽しめる機会が多くなってきた。また、缶コーヒーやインスタント・コーヒーでも産地ごとにブランド化されたり、グルメコーヒーが出ている。
 コロンビアでは、いろいろな所に訪問するたびにコーヒーを出してくれる。最近では、エスプレッソなども多く見られるようになり、飲み方もいろいろ楽しめるようになった。
 また、Juan Valdezではアイス・コーヒーやコーヒーシャーベットなどもあり、冷たい飲み方も徐々にコロンビア国内にも広まってきている。

Page Top

Informacion Basica 基本情報

 

  • 栽培面積:775,000ヘクタール
  • 珈琲の木:37億6,300万株
  • 珈琲生産高:685,800トン(1,143万袋,1袋=60kg)(2005年)
  • 珈琲輸出高:661,800トン(1,103万袋,1袋=60kg)(2005年)
  • 輸出先:世界74カ国
  • コロンビア総輸出額に占める割合:7.3%
  • 珈琲生産市町村:583市町村
  • 珈琲生産者数:56.6万人
  • 雇用人口:総農業人口の28%(2005年)
  • 国内総生産農業部門での割合:22.0%(2005年)
  • 国内総生産に占める割合:1.04%(2005年)
    データ:FNC(コロンビア全国コーヒー生産者連盟)


Page Top

Cafe 飲み方

 コーヒーは同じスペイン語圏でもいろいろな呼び方があり、コロンビア国内でも地域によって違う。BogotaではTintoと呼ぶがこれはスペインに行くと赤ワインが出てきてしまう。PericoもBogotaではミルク入りコーヒーだが、他の地域では卵料理だ。

Tinto ティント

Tin to  Tintoは代表的な飲み方。普通のコーヒーです。
スペインでTintoというと赤ワインですが、Bogotaではコーヒーのこと。Cuncinamarca県やBoyaca県でこういう風に呼ぶみたいです。
 Tintoには砂糖を入れて飲む人が多いみたいです。1杯$400(22円)位から飲めます。写真のは喫茶店のもので$1,200(60円)でした。



Perico ペリーコ

Perico PericoはTintoにミルクを入れた珈琲牛乳のようなもの。一般的にCafe con Lecheといわれるものだと思って良いと思います。
PericoはBogotaでの呼び名で同じPericoでも珈琲地帯に行くとスクランブルエッグの意味になります。
私はもっぱらこのPericoを飲んでいます。最近はCafe Lateを提供してくれるお店がありますがこちらはExpress珈琲にミルクを入れたものです。日本のカフェラテやカフェオレと同じものですね。

Cafe Campesino カフェ・カンペシーノ

Cafe Campesinoは「農夫の珈琲」といった意味でしょうか。これはTintoにAgua Panela(赤砂糖)が入ったもので甘い中に独特のPanelaの香りがあります。

Page Top

Marca de Cafe ブランド珈琲

OMA

OMA OMAは程よいローストでお気に入り銘柄の一つです。
OMAはBogota市内に幾つも直営のコーヒーショップを展開していますし、ショッピング・センターの中にコーヒースタンドを運営したりしています。
スーパーマーケットでも購入が可能です。珈琲豆をチョコレートでコーティングしたものもお土産には喜ばれます。
コーヒーショップなのですが、ケーキやアイスクリームも美味しいお店です。
10年前にコロンビアに住んでいたときはJuan Valdezは無く、出張者にはOMAの珈琲をお薦めしていました。

Don Pedro

Don Pedro Don Pedroはまろやかなローストのお店。おじいさんがお店でじっくりとローストしています。
値段はちょっと高め。まろやかなCundinamarca、ちょっと酸味のあるValleなどいろんな豆を取り揃えています。お好みのブレンドも楽しめます。
Calle 90のお店にはカフェも併設していて、美味しいケーキも楽しめます。ここのクッキーは隠れた名品です。
Cundinamarca 500g $17,000(2007年8月現在)

Sello Rojo

Sello Rojo Sello Rojoはスーパーで販売しているおなじみの銘柄。
しっかりとしたローストでちょっと苦味が強いです。Cafe con Lecheで飲むのには向いているかもしれません。
Cafe Sello Rojo 500g $6,010(2007年8月現在)



Carulla Gourmet

Carulla Gourmet Carulla GourmetはスーパーチェーンCarullaが販売を始めたオリジナル・ブランドです。
産地別に購入することが可能です。自分の好みで産地毎のブレンドもできます。豆で購入も出来るし、その場で挽いてもくれます。値段は高めですが、コロンビアの産地ごとの味を楽しむにはとても良いです。
Cafe Carulla Gourmet 500g $14,600(2007年8月現在)



Lukafe

Lukafe Lukafeもスーパーで販売しているおなじみの銘柄。
ローストにより、赤、黄色、緑の三種類があります。今回は挽いていない豆のLukafe Espressoを買ってみました。
LukafeはマニサレスのブランドでLuker財団は学校への支援などを行っています。
Lukafe Espresso 500g $8,250(2007年8月現在)



Juan Valdez

Juan Valdez Juan Valdezは全国コーヒー生産者連盟(FNC)が経営するチェーン店で、現在は積極的に海外展開をしています。
ValdezオジサンとロバのFNCのトレードマークが目印。市内にある直営店では帽子やTシャツ、傘などのオリジナルキャラクターグッズも販売されています。また店内には無線ランが整備されており、インターネットは自由に接続可能です。このあたりも進んでますね。
コーヒーは産地別の豆や、国内避難民向けのプロジェクトで作ったコーヒーなどバラエティも豊富です。
Cafe Juan Valdez Colina 500g $8,530(2007年8月現在)

Cafe Tima

Cafe Tima Cafe Timaは、麻薬の代替作物としてコーヒー栽培を普及しようというプロジェクトによって作られたオーガニック・コーヒーです。
市内のCarrefourで売られているのを発見しました。
箱の裏側にはこのプロジェクトに協力をしているアクション・ソシアル、国連、スペイン国際協力庁、米国援助庁、イタリア国際協力庁、オーストリア大使館などの名前が挙げられています。
値段は少し高めかも知れませんが、このコーヒーを買うことでプロジェクトに協力できるなら、次回も買ってみたいと思います。
Cafe Tima 250g $6,890(2007年10月現在)

Cafe Galeria CANO

Galeria Cano Galeria Canoはちょっと高級な民芸品や宝飾品を売っているお店です。
そこには、黄金博物館に展示されている金細工のレプリカや、それらを模ったペンダントやピアスを売っていたり、天然繊維でつくられたバックから槍や弓矢まで色んな民芸品が売られています。
コロンビアのお土産はここへ行ったらなんでも揃うという感じのお店です。
でも、値段は高いですけどね。

このガレリア・カノにもオリジナルブランドの珈琲が売っています。
いつも気になっていたので、初めて購入してみました。

500gで$13,800なので珈琲はそんなに高くは無いですね。
ビターローストとMixの2種類がそれぞれ豆と挽いたものがありました。
Galeria Cano 500g $13,800(2008年4月現在)


Page Top