コロンビアはスペイン統治時代の影響で、各都市の造りが非常に似ている。中心地には広場があり、広場を取り囲む形で教会や大聖堂、市役所や公民館などの公共施設が並んでいる。場所によっては伝統工芸を売るお土産物屋さんやレストランやカフェが並んでいる。
造りは似ているものの、街による雰囲気が違いとても楽しませてくれる。
また、どこの街を訪問しても広場には多くの人が集まっており出店がならんでいたりと、ほのぼのとした風景が広がっている。
訪問した街の中心地を集めてみました。
Cundinamarca県 | (ABC順) | |
Bogota | Cajica | Capellania |
Cota | Cucunuba | Fuquene |
Guatavita | Macheta | Nemocon |
Sesquire | Simijaca | Soacha |
Sopo | Suesca | Susa |
Tabio | Tenjo | Tocancipa |
Ubate | Usaquen | Villapinson |
Zipaquira |
Boyaca県 | (ABC順) | |
Chiquinquira | Raquira | Tinjaca |
Tunja | Villa de Leyva |
Bogotaは言わずと知れた、コロンビア共和国の首都。歴史も古く、中央広場はBolivar広場と呼ばれまわりを大聖堂、最高裁判所、議会、Bogota市役所、大統領府などが囲んでいます。平日はビジネスマン、政治家、大学生などが多いですが、週末には多くの市民が訪れています。
CajicaはBogota市北部の小さな街。革製品や絨毯などが有名な小さな町です。街もこじんまりとしています。
週末はBogotaから観光用蒸気機関車(Turistren)で訪問することが出来ます。広場前のレストランはとても美味しかった。
CapellaniaはChiquinquira方面にBogotaから向かうと、ちょうどFuqueneに登っていくところにある小さな街です。道路沿いから広場と教会を撮影してみました。
CotaはBogota市にくっついたSuba地区から直ぐの街。周りにはお花農家や牧場が広がっています。街の中を主要道路が通っているので、旧市街の雰囲気はちょっと少ないですが、レストランやみやげ物やが並んでいます。
ここで食べた鳥の丸焼きは皮がパリパリでとても美味しかった。
Cucunubaは、道に迷い辿り着いた街。SopoやGuatavitaよりも綺麗で、コロニア時代の街のたたずまいが綺麗に残っており、現時点では今まで訪問したCundinamarca県内の街で一番綺麗だと思います。街のはずれにはMercado(市場)が出ていました。Nemoconの少し先に位置しています。
FuqueneはLago de Fuquene(フケネ湖)を見下ろす小高い丘の上にある小さな街。
教会前の広場には、大きなバスケットが飾られています。
Guatavitaは黄金伝説の発祥の地。もともとも街は貯水ダムの下に沈んでしまっています。現在のGuatavitaは近くに移築された街です。街の中は綺麗に整っていて観光地になっています。近くには黄金の儀式が行われたGuatavitaの湖があります。
Machetaは、Neusa湖をさらに少し置くに進んだところにある小さな街。街は斜面に有り、周りの山が一面に広がっている。山にはジャガイモ畑が沢山並び、市場にもすごい数のジャガイモが並んでいる。Bogotaや近隣の街にここを通って配送される。Machetaには温泉も有り、街に入る前に何件か温泉が並んでいます。
Nemoconは、Zipaquiraと並ぶお塩の街。炭鉱跡はガイドが案内してくれ見学が出来るようになっています。Zipaquiraの塩の教会(Catedral de Sal)とは違い、炭鉱跡のたたずまいが良い雰囲気を出しています。広場の隣にはお塩博物館(Museo de la Sal)があります。こちらも小さいながら塩を巡る先住民とスペイン人との争いの歴史を知ることが出来ます。
SesuquireはAutopistanorteを通ってGuatavitaに行くときに街の中を通過する。広場のところから教会を撮影しました。ここの広場には公園は無く、石畳の広場があります。ここからちょっと下った所にMercadoがあり日曜日や祝日は市場が出ています。食品から家庭用品、衣料品までいろいろとそろいます。
SimijacaはBoyaca県のChiquinquiraからBogotaに戻ってくるとCundinamarca県の最初の街です。Bogotaから出て行くと最後の街になります。教会の二つの塔がとても綺麗でした。
Soacha市はBogota市の南部にある衛星都市。Centroの広場は広く、周りを道路が囲んでいます。市役所、教会が回りにあり東側にはSoachaの名物Garulla(Almojabana)やMasatoを売るお店が並んでいます。
SopoはBogota市北部の小さな街。街の外れにはコロンビアの乳製品の大手Alpinaの工場があり、直売店でチーズやヨーグルト、ケーキなどを購入することが出来ます。Sopoの中心地も古いたたずまいがあり、良い雰囲気です。また周囲には牧草地帯が広がっていて乗馬も出来るようです。
SuescaはBogota市から北部へ向かい高速道路から西へ入った場所に位置する小さな街。
この街は、アウトドアのメッカになっており、クライミング、MTB、ラフティング、乗馬などが楽しめるようになっている。
クライミング用品からMTBまでレンタルが可能となっている。
SusaはSimijacaとFuqueneの間にある小さな町です。Cundinamarca県の街ですが文化はBoyaca色が強い感じがしました。
TabioはBogota市から北部へ向かいCajicaから西へ入った場所に位置する小さな街。ここには温泉が湧いていて、レストランを併設した温水プールの施設がある。
プールは水着と帽子の着用が必要です。使い捨ての帽子を500ペソで購入することも出来ます。日本人にはちょっと温度が低くて、温泉というよりはぬるい温水プールといった感じでしょうか。外に出るとちょっと寒かったです。
Tenjoは、Tabioに隣接する街、8km位しか離れていません。こちらも中心街は広場と教会、市役所などが並んでいて、レストランやみやげ物やさんもありました。
2ブロック進むと、大きな道路が走っていてこの通り沿いには小さなショッピングセンターやスーパー、レストランなどが並んでいます。
Tocancipaは、BogotaからTenjo方面に向かう高速道路沿いに位置する。小さな街ながらPlazaは綺麗です。広場の前のパン屋さんのチーズケーキは美味しかったです。Guatabitaに行くときはこのTocancipaとGachancipaを通り抜けていきます。
UbateはZipaquiraの北にある街です。ちょっと広めの広場があり周りにはレストランやカフェテリアが並んでいます。教会と筋向いのケーキ屋さんに入りましたがMaracuyaのムース、Leche Asadaはとても美味しかった。コーヒーも飲んで二人で4,000ペソ(200円)でした。
Usaquenは今ではBogota市内の一地区になっていますが、古くは独立した街でした。週末は広場の周りには蚤の市が立ちますし、トウモロコシやBoleaなどの屋台が出ています。また、大道芸の人達が市民を楽しませてくれます。周囲には高級レストランが多く並んでいます。この地区のMinburiというタイレストランはとても美味しいです。
Villapinsonは北部高速道路からBoyaca県へ向かっていくと、Cundinamarca県の最後の街になります。この広場と教会もとても綺麗で趣がありました。
Zipaquiraは岩塩を掘った坑道跡に作られた塩の教会(Catedral de Sal)が有名です。多くの観光客が訪れます。週末はBogotaからも蒸気機関車で訪問することが出来ます。塩の教会は何度も訪れているのに街の中心地はなかなか行く機会がない。次回は広場の写真を撮ってきます。
ChuiquinquiraはBoyaca県の中堅都市。Bogotaからも近く、農業と酪農が盛んな街です。街も結構大きいです。
Raquiraは陶器の街です。街の入口には土色の陶器を売るお店が沢山並んでいます。街の中心地は色鮮やかなお土産物屋が並んでいて、古い雰囲気が残っている大好きな街の一つです。一つ通りを入ると市場があり、活気にあふれています。
TinjacaはVilla de LeyvaとRaquiraの間にある小さな街です。
TunjaはBoyaca県の県庁所在地。街の広場も大きいですし街自体も結構大きな都市です。広場の周りには植民地時代の雰囲気を残す建物が沢山残されています。坂が多い街とのイメージです。
Villa de LeyvaはBoyaca県内で特に観光で有名な町です。コロンビア国内ならず海外からの観光客も多く訪れます。街には白壁の植民地時代の雰囲気がふんだんに残されています。乗馬で街の中を散策することが出来ます。近くには、化石発掘が出来る場所もあるます。