ボゴタ de 納 豆

海外での、納豆作りに挑戦しました。

海外在住の日本人で、自家製納豆を作っている人は沢山いるようだ。
何時も通りインターネットでGoogle検索「納豆作り」をキーワードに探すと沢山のページがヒットする。でも、気温や湿度に左右される納豆。標高2,600mの場所で作った人はいないみたいで、試行錯誤の連続だった。
【前提条件】
 標 高 2,600m
 平均気温 20度
 沸 点  90度位
【材料】
 大 豆 250g
 納豆菌 適量
  材料は以上でいたってシンプル

まずは一昼夜水に浸けておいた大豆を圧力鍋で1時間から1時間半蒸す。ネットでは15分〜20分と有るが、やはり高地のせいか時間が掛かる。これも時間をいろいろ変えてみたが、大豆によっても変るようだ。
しっかりと熱処理で滅菌した容器に大豆を移し、納豆菌を混ぜる。
納豆菌が弱いみたいで、雑菌が入ると上手くできない。200度に熱したオーブンで容器をしっかりと滅菌しています。
オーブンの中に、湿度を保つように水を満たしたお皿を2〜3個入れて、耐熱容器に入れた大豆には空気穴を開けたアルミホイルを掛けます。
後は温度40度、湿度80%位で28時間〜30時間暖めてあげて、自然発酵を待つだけ。
検索結果では24時間位でと書いてあったが、気温が高く酸素が薄いBogotaでは長い時間発酵させてあげるのが成功のポイントかもしれない。
冷めたところで、冷蔵庫で1日半位さらに熟成させてあげると、表面が真っ白に発酵し、しっかりと強い糸を引く納豆が出来上がり。
最初はオーブンを直接利用したりしたが、結局は手製の「納豆製造機」を作り、40Wの電球1個を利用して作るのが一番良いことがわかった。
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