Mountain Diarry
八ヶ岳山系・箕冠山・根石岳
気まぐれアウトドア日記  <八ヶ岳山系・箕冠山・根石岳編>
八ヶ岳の夏沢鉱泉に泊まり、1泊2日でスノーシューを満喫してきました。
相変わらず、このところ前線が張り出してきていて天気が良くなかった。しかし、この週末は久しぶりに快晴続きで、絶好の登山日和となりました。
今回は、お子さん連れや夫婦参加もいて、総勢16名のにぎやかな山行でした。
2006年3月4日
名古屋⇒夏沢鉱泉⇒スノーシュー体験(初級編)
今回は、職場山岳部の『八ヶ岳☆雪遊びツアー』に夫婦で参加した。このところ、夫婦でハイキングを行っているが、妻には初めての雪山となる。このところ愚図ついていた天気も、今日は朝からすっかりと晴れ渡っていた。爬虫類系で自分で体温をあげることができず、寒いところ大嫌いの妻の反応が楽しみだ。
今回は、名古屋から僕ら2名、東京からお子さん連れや、夫婦参加者などもいて総勢16名が参加をする。
朝、名古屋を出発し昼前には夏沢鉱泉分岐で東京組みと合流。桜平まではハイエースで登り、桜平で特製の雪上車に乗り換えました。雪上車は普通の車を改造したもので、タイヤ部分が三角形のキャタピラ仕様。乗り心地は思ったより静かで快適です。 途中、いくつも川を渡り夏沢鉱泉に向かいました。
東京組みの一部は既に硫黄岳まで登りに行っており、7名が宿のご主人浦野さんの講義を受け、宿周辺でスノーシュー散策を行った。天気も良く、狐や兎の足跡を追ったり、夏沢鉱泉周辺の植物について、浦野さんの講義を聞きながらスノーシュウ散策を1時間ほど楽しみましたが、あっという間に時間が過ぎてしまったという感じです。
講義でスノーシューに米国式と欧州式があることを学んだ。これまでは米国式のものしか使ったことが無かったが、欧州式に初挑戦。今回はフランスTSL製のスノーシューを使ったが、これがとっても良い。単に雪に埋もれないだけでなく、登山での歩行性能を考えて作られており、登りでも足への疲労の蓄積が非常に少なかった。
スノーシュー終了後は宿の前でそりを使って雪遊びを楽しんだ。
17時前には硫黄岳に向かっていた仲間も合流し、夜はおでんを鍋にした美味しい料理をおなか一杯食べた。布団には湯たんぽを入れてくれているという心遣いもあり、ぐっすに快適に眠ることができた。
夜は満点の星が夜空に広がっていた。また、ちいさな三日月が浮かんでいた。
     

07:12名古屋発10:00諏訪湖SA着
11:00夏沢鉱泉分岐着11:30分岐発
11:45桜平・雪上車へ乗換12:15夏沢鉱泉着
13:30スノーシュー講習14:10スノーシュー散策
15:20夏沢鉱泉帰着17:00登山組合流
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2006年3月5日
夏沢鉱泉⇒箕冠山⇒根石岳⇒夏沢鉱泉⇒名古屋
翌朝は、5時起床、5時半に朝食をとり、根石岳までのスノーシューツアーを行った。
朝焼けの穂高連峰がとても綺麗に見えた。
今日も、ガイドとして宿の浦野さんが同行してくれる。寡黙だけどとっても頼り甲斐のある人だ。親子連れ他数名が下山予定で、ガイドを入れて12名で出発。
オーレン小屋を経由し、箕冠山に到着、ここにザックをデポして根石岳を往復した。樹林帯を抜けると世界が一変。八ヶ岳ならではの強く冷たい風が吹いていた。
下山は同じ道を下ったが、それぞれが足跡のない林の中を思い思いに歩いていった。
下山後は、夏沢鉱泉特製のカレーでお腹を満たし下山した。
寒さに弱い妻は、手先が冷たくなり寒さと格闘していた。しかし、快晴で絶景を楽しむことができたので、良かったかな。
これまで、何度も八ヶ岳には行っているが夏沢鉱泉からのルートは初めてだったかも知れない。アプローチが良く、夏は桜平までタクシーも入れるようだ。これからもこのルートで登ってみたい。特に、6月は高山植物が一斉に花をつけるようなので是非行ってみよう。
今回は★★★★★。満点です。お天気も良く、宿も素晴らしく雪の山でスノーシューを満喫することができました。
     

05:00起床発06:56夏沢鉱泉出発
07:54オーレン(黄蓮)小屋09:02箕冠山着
09:30根石岳山頂09:45山頂発
10:43オーレン小屋11:26夏沢鉱泉着
13:13夏沢鉱泉分岐17:30名古屋着
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