Mountain Diarry
木曽山脈満喫山行
つれづれなアウトドア日記<木曽山脈編>
初の夫婦登山ツアーをしました
山小屋では、職場の別パーティ3名と合流、一夜を楽しく過ごしました。
今回の僕らのルートは、岩山有り、渡渉あり、雪渓ありで山の楽しみを色々経験できるとってもオキラクなコースでした。
2005年7月17日
名古屋⇒駒ヶ根⇒宝剣岳⇒木曽駒ケ岳
久しぶりの3連休。職場仲間は空木岳から縦走を計画していたが、体力的に厳しい私たち夫婦は、ロープウェイを最大限活用して、木曽山脈を最大限堪能する山行を計画し、連休の2日間を使って中央アルプスへ行きました。
朝5時に名古屋を出発。バスもロープウェイも乗り継ぎが順調で、千畳敷駅には8:15に到着。準備体操を入念に行い、登山届けを提出して、いざ出発。
やはり連休の中日だからか、まだ朝早いのに、千畳敷には多くの人がいました。
実は木曽山脈は、04年の秋に一度、会社の同期たちと来たのですが、雨天のため中岳を登って下山してしまいました。今回は、リベンジ登山です。
息を切らしながら、稜線分岐まで到着。荷物をおいて宝剣岳へアタック。鎖場も多くの人で渋滞していました。頂上には数分いてすぐに下山。すぐに中岳へ向かいました。
生憎の天候で、ガスが出たり切れたりで景色もあまり見えず。また、強風が吹き付けるので、早々に駒ケ岳山頂小屋へ向かいました。
山頂小屋に荷物を置いて、駒ヶ岳へアタック。頂上のお社でおまいりをして、軽くおやつを食べて、景色を堪能。早々に下山しました。
小屋の前で、コーヒーとポタージュを入れてゆっくりと昼食。ここで合流を予定している他の仲間を待つことにしました。
待てども、待てどもやって来ず。しかし、小屋には私たちを入れて11名分の予約が入っています。5時に小屋の夕食を済ませて、外を散策していると、なんと6時過ぎに3名の仲間が中だけから下山してきました。
当初は6名いたらしいですが、途中で3名が断念し、極楽平から千畳敷へ下山したそうです。3名が持ち込んだ豊富な食料で2度目の夕食。雑談をして、時を過ごしました。
夜は、風もやみ雲も晴れて半月と星が瞬いていました。

簡単なコースだったけれど、久しぶりにザックを背負って歩く山道は堪えました。もっとトレーニングをしなきゃいけないと痛感。反省!!

05:00名古屋発08:15千畳敷駅着
10:35宝剣岳山頂12:00木曽駒ケ岳山頂
18:00仲間が合流21:00就寝
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2005年7月18日
山頂小屋⇒濃ヶ池⇒宝剣小屋⇒千畳敷⇒名古屋
朝から快晴。遠くは富士山、南アルプス、蓼科山系、乗鞍山系などなど、360度がすっきりと見渡せる天気になりました。風も強くなく、歩くにはとても心地が良い恵まれた一日でした。
朝食をとった後、東京の3人とは別れて、濃ヶ池を通り宝剣小屋、千畳敷へのルートを取り、出発。
馬の背の稜線はとても見晴らしが良く、また風が心地よかった。簡単にアルプス縦走気分が味わえる、とても良いルートだと思う。稜線上の濃ヶ池分岐はとても分かりやすく整備されていた。分岐を池へ向かうと、ハイマツやダケカンバの樹林帯の中を歩くコースで、風が無くとても暖かだった。あっという間に濃ヶ池へ着いてしまった。
池の周辺は、ナナカマドや黒ゆり、こまくさなど色とりどりの花が咲き誇っていた。出来れば、ゆっくりと昼寝などをして過ごすと気持ちが良い。また、湖面には宝剣岳が写っており、無風で湖面が凪いでいれば奇麗に逆さ宝剣を写すことが出来そうだ。
濃ヶ池から駒飼池までの間は、沢を渡ったり雪渓を横断したりと登山の要素を気軽に色々と経験できる楽しいルートだった。
駒飼池は残念ながら水が少なくほとんど小川だったけれど、周囲を山に囲まれた中でのんびりと昼寝をしてしまった。
宝剣小屋でゆっくりと昼食を取り、そくさと下山。下からはツアーの団体さんが沢山登ってきており、とても込んでいました。

今回は、往復ロープウェイを使い、宝剣岳、駒ケ岳とその周辺のお花畑を堪能し、楽しむこと、山を好きになってもらうことを重点にした山行でした。樹林帯、岩山、雪渓、お花畑などなど、おおよその山の景色がコンパクトに収められていて、新人の山行なんかにもお奨めのコースです。
日焼け止めをしていなかったので、首や腕、顔がとても焼けてしまった・・・
また、体力トレーニングをしっかりとやり直して、縦走を楽しめる体にしていきたいな。

07:00山頂小屋発08:25稜線分岐通過
08:40濃ヶ池09:25駒飼池
10:47宝剣小屋着12:20千畳敷着
14:30菅の台発16:30名古屋着
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