Mountain Diarry
北海道編
つれづれな登山日記<北海道編>
今回は職場の仲間12名が参加。久しぶりにグループ登山を楽しんだ。やっぱ仲間が多いのは楽しいな。
北海道の景色と美味しい食べ物を思いっきり楽しめました。
2003年9月20日
名古屋発;旭川空港→層雲峡
初めての北海道登山。高校生のときからの憧れでした。野口健の結婚式とバッティングしてしまったけど、迷った挙句北海道行きを決めてしまった。大学山岳部の先輩たちにも会いたかったが、僕の結婚式で会えるでしょう。多分。
名古屋空港は初めてだった。バスが1時間に1本なので、タクッて行きました。
旭川からバスで一路層雲峡へ。これぞ北海道という広大な景色が見れました。
黄金に輝く水田と夕日に輝く山々の景色は圧巻。黄金の国ジパングを見た。
宿は層雲峡のユースホステル。隣のホテルで温泉に入り、夕食を食べて一息。久しぶりのユース体験だったが、ほのぼのしていて良かった。

12:15名古屋空港発13:55旭川空港着
15:45旭川駅発17:35層雲峡着
2003年9月21日
層雲峡⇒黒岳⇒旭岳
朝4時半起床。朝食を食べて登山を開始。絶好の天気。ロープウェイとリフトを乗り継いで一気に7合目まで上りました。
リフトを降りると眼下には素晴らしい景色が広がっている。感動の瞬間だった。
黒岳を過ぎたあたりから、雲と風が出てきた。北海道はもう初冬という感じだった。
中岳を過ぎた分岐で昼食をとりました。肌寒い中での暖かな食事でHOT一息。
昼食後は間宮岳を経由して一路、旭岳へ。旭岳の直登はちょっと登りにくいガレ場だったけど、その前の高山植物はとっても綺麗だった。
姿見駅からロープウェイで下山。本日の宿はユースの白樺荘。離れのログハウスを借り切りで使えた。憧れのログハウスに泊まれてさらに満足。宿のオーナーと奥さんはそれぞれが僕の職場に縁がある人だった。世間は狭いな。
夜はロープウェイ駅まで足を伸ばして、満天の星と流れ星を観賞。朝から夜まで自然の素晴らしさを堪能した一日だった。
05:25ユース発05:35ロープウェイ駅着
05:55ロープウェイ駅発07:407合目登山事務所着
08:12黒岳山頂11:10中岳山頂着
11:25中岳分岐付近で昼食12:47間宮岳
14:10旭岳山頂16:30姿見駅着
2003年9月22日
旭岳温泉⇒旭川⇒美瑛町⇒十勝岳温泉
今日は登山は中休み。美瑛を中心に北海道の風景と大自然を堪能した。
旭岳温泉から一度旭川へ戻り、レンタカーを借り3台に分乗し、一路美瑛町へ。まずは駅の近くの『おきらく亭』で昼食をとりました。ポトフが名物料理とのことで注文しましたが、その美味しさにビックリ\(◎o◎)/!
メチャクチャ美味しかった。スープとジャガイモの味は忘れられない。その後、デザートの美味しさにさらにビックリ\(◎o◎)/!
洋ナシのプリンを食べたけど、口に入れた瞬間にふんわりと溶けてしまった。あんな食感は初体験。ついでにシャーベットまで頼んだけどこちらも美味しい。最後のコーヒーまでとっても美味しかった。(~o~)
お腹が膨れた後はドライブに出発。最初に立ち寄ったところで、大地一面に咲き乱れる向日葵を見て度肝を抜かれました。美瑛の丘をのんびりとドライブして、北海道らしい景色を堪能しまくりました。未舗装の白樺のトンネルを抜けると小学校が建っていた。あんな環境で育つ子供はきっといい子に育つんだろうな。
ラベンダーアイスを食べた後は『拓真館』で写真を観賞。写真の凄さに感動したけど、その後の望岳台で見た風景は写真以上だった。
自然の作り出す色は本と凄い。もう少し写真の腕が良ければ感動を伝えられるのにちょっと悔しいな。
本日のお宿は『凌雲閣』。可愛い番犬が3頭とちっちゃな女の子が2人いるアット・ホームな宿だった。ご飯は美味しいし、温泉からの眺めは一押し。マスターが見せてくれた山スキーのエクストリームビデオには言葉を失った。北海道らしいパウダースノーをガンガン滑る姿は垂涎ものだった。今度はスノボーを抱えて戻って来たい。

09:00旭岳温泉発11:30旭川駅着
終日美瑛町散策17時前後望岳台着
18:30凌雲閣着
2003年9月23日
十勝岳温泉⇒富良野岳⇒上富良野岳⇒十勝温泉
十勝岳温泉を出発して、富良野岳へ。早朝の富良野は雲の下だったが山は雲ひとつない快晴。こんなに快晴続きで良いのだろうか。
徐々に朝日が山を照らしていく。真っ赤なナナカマドがハイマツに映えてとっても綺麗だった。ゆっくりとした上り坂で、快適な登山だった。
富良野岳の分岐から眺めた景色は鳥肌が立つほど素敵な光景だった。
富良野岳からは360度雲ひとつなく遠くまで展望が広がっていた。旭岳の噴煙が青い空に絵の具を塗ったように映えていた。
下山後は、『凌雲閣』の露天風呂へつかり今日歩いてきた道を眺め登山の疲れが吹き飛んだ。
今日の宿は、愛別町で酪農を営む大学の先輩の別荘へ。ずうずうしくも『ジンギスカン』を注文したら、とっても美味しいジンギスカンと牛肉を用意して下さった。久々に美味しいお肉を堪能した。また、旧交を温め大学時代の話を酒の肴に楽しいひと時を過ごした。

上ホロカメットク分岐
05:55凌雲閣発06:25安政火口分岐
08:40富良野岳分岐09:35富良野岳山頂
11:47三峰山12:20上富良野岳
13:5514:45凌雲閣着
2003年9月24日
愛別町⇒層雲峡⇒愛山渓⇒旭川⇒名古屋
旭川−名古屋便が一日1便しかないので、今日まで北海道に滞在することになった。午前中一杯は思いっきり観光に使うことにして、再び層雲峡へ向かい銀河の滝を見た。
そこから、愛山渓へ向かうことにした。『山と渓谷を愛する』と書いて愛山渓これは行くしかないでしょ。愛山渓までのルートも白樺林の中を進むドライブにはぴったりのルートだった。見飽きてきた紅葉も場所により違った趣があり感動の連続だった。
帰り際に愛山渓ドライブインで食べたソフトクリームはとっても美味しかった。
別れを押しつつ、後ろ髪惹かれつつ、たくさんの思い出を胸に名古屋へ帰ってきました。
初めての北海道だったけど、絶対にまた行くぞ。今度は冬にすべりに行きたい。
素晴らしい企画を立ててくれた仲間たちに感謝です。多謝多謝。m(__)m

08:30愛別町発09:30層雲峡
10:30愛山渓12:30旭川駅
14:50旭川空港発16:50名古屋空港着